本ページはプロモーションが含まれています

熱中症の症状と原因!子供や高齢者やスポーツ選手の予防と対策は!?

スポンサードリンク

夏が近づくと暑さも増してきます。子供や高齢者や運動をしている人は熱中症に注意が必要です。
ここでは、熱中症の症状や原因を知った上で、熱中症の予防と対策を行っていただくための情報を紹介しています。
少しでも参考になれば嬉しく思います。

 

熱中症の種類

熱中症と言うのは1つの症状の事を指しているのではありません。「熱射病」「熱疲労」「熱失神」「熱痙攣」と言った4つ全ての事を総称して「熱中症」と呼んでいるのです。熱中症の中でも一番怖い症状が「熱射病」になります。
熱中症の4つの症状の特徴は次の通りです。

【熱射病】
俗に日射病とも呼ばれています。結構名前を聞く症状ですので軽く見られがちですが、病院で手当てを早めにしないと駄目な症状です。体温調節のバランスが崩れると言うレベルではなく中枢機能自体が麻痺してしまうので、体温が40度以上になってしまったり、汗もかけなくなったりしてしまいます。そうなると吐き気、頭痛、意識消失、言動の乱れと言った症状が出てきて、最悪の場合死亡してしまう事も多い様なのです。熱中症の中では死亡率が最も高い症状と言われています。

【熱疲労】
この症状は身体が水分不足に陥った時、脱水症状を引き起こしたり血圧の低下を引き起こしたりする事によって、頭痛や吐き気、だるさと言った熱中症特有の症状を引き起こしてしまう症状の事です。

【熱失神】
この症状は直射日光がきつい場所、高温多湿の屋内において活動を長時間していた場合、身体が急激に温まってしまい末梢血管が拡張してしまいます。それにより血圧が下がったり、目眩といった症状を引き起こしてしまったり、最悪失神してしまう症状の事です。

【熱けいれん】
夏の暑い時に大量発汗したとします。この時よく言われるのが水分補給ですが、お水ばかりで塩分を取らない場合に起こる症状となっています。場合によっては、お腹やふくらはぎにある筋肉が傷んだり痙攣したりしてしまう症状なのです。

熱中症の症状!体温調節がカギ!

夏になると良くニュース等で耳にするのが「熱中症」です。耳にするけど実際にどんな症状かよく分かりませんよね。これは身体の発汗機能または循環機能が正常に働くなり、体温調節が上手くいかなくなる事を指しています。この状態によって身体の不調が色々と引き起こされる事になります。

なぜ体温調節が上手くいかなくなると様々な症状を引き起こしてしまうのかと言うと、汗をかくと皮膚から熱を出したり、蒸発したりして上手に体温のコントロールをしています。通常人間の身体は暑くても寒くても同じ温度が保たれる様に身体自身が調整しているのです。そのバランスが崩れてしまうと、熱が放出されなくなって身体の中に熱を溜めこんでしまう事になります。そうなると体内にある水分バランス、塩分バランスも同時に壊れてしまうのです。そこで引き起こされる症状としては、頭痛、はきけ、目眩、意識障害、だるさ等と言った症状が挙げられます。

熱中症は特定の人に起こる物では有りません。男女問わず、老若男女問わず起こり得る症状なのです。しかし起こりやすい年代と言うのは有ります。身体がまだ未発達で体温調節も上手に出来ない幼児等や、体温調節機能が加齢によって衰えてきてしまう高齢者の方々です。こう言う人達は熱中症になるリスクが高くなる様です。熱中症は水分を取っていれば大丈夫と甘く見ていると、深刻な症状になってしまう場合もありますのでちょっとおかしいなと思ったら直ぐ病院に行く事が大切となります。

熱中症を引き起こすケースは!?

真夏や梅雨など暑い時には熱中症の症状を引き出すんじゃないかと心配する人も多いかと思います。確かに梅雨が明けた後はかなり暑いですよね。気温だけでいっても30度を超えているのは当たり前で、33度~35度なんかになる日も有ります。このあたりになると熱中症が増加してくると言われているのです。また、最近の日本は気温の上昇が厳しく、36度を超えている地域も有ります。気温が36度を超えると言う事は人間の体温を上回ると言う事になります。そうなると体温調節バランスがおかしくなり、熱中症になってしまう人が増えて最悪死亡してしまうと言うケースが出てくるそうなのです。

今では暑いのは関東より南の地方だけでは有りません。北海道や東北等でも熱中症になる人が増えてきているらしいのです。暑さが当たり前と言われている関東地方より南に住んでいる人達の場合、暑さには慣れている事も有りますから多少の順応性があるとは思います。しかし基本的に涼しい地方に住んでいる方の場合、暑さには慣れていませんので真夏日が急に訪れてしまうと熱中症の症状を引き起こしてしまう可能性が高くなるのです。

また、熱中症の症状は外が暑いから起こると言う事だけでは有りません。身体の内側から暑くなってしまった場合も引き起こしてしまう可能性があるのです。体温調節バランスがおかしくなってしまっているとき、室内で有っても運動をしたとします。湿度がある所の場合、汗をかいても蒸発はしにくいですよね。そうなると体外に熱が放出されないで体内にこもってしまうのです。そう言った場合にも熱中症になってしまう可能性があるという事になります。

熱中症の予防は水分補給!

基本的な熱中症の予防としては体調管理や服装等を考えると言う事です。その中でも一番基本的な予防は水分補給です。特に定期的な水分補給と塩分が含まれている水分の補給が必要だと言う事を覚えておきましょう。人間は通常2リットルもの水分を体内から失っていると言われています。これは通常時の事になります。真夏等暑い日は1時間で1リットルもの汗をかく場合もあるみたいです。これだけ急激に水分が体内から無くなってしまうと脱水症状を起こしてしまう可能性が出てきます。こうなると喉がカラカラになってしまいます。こうなってしまうと熱中症を予防すると言う観点では遅いと言う事になります。だからと言ってビールや冷たいジュースばかり摂取するのも注意して下さい。冷たい物ばかり飲んでいると胃に負担がかかる事になります。ですから、ある程度の冷たさの水分をこまめに摂取する様にする事が熱中症の症状を予防するのに効果的なのです。

高齢者の方は熱中症になりやすいと言われています。高齢者になってくると代謝が悪くなるのかトイレにいく回数も減ってきますし、水を飲む量も減ってきますのでこまめに飲む様にしましょう。更に熱帯夜なんかでは寝ている最中でも熱中症の症状を引き起こす事が有ります。暑い夜は1杯だけでも寝る前にお水を飲んでから寝る様にすると熱中症予防になります。取る水分はスポーツドリンクの方が塩分も含まれていますので効果的です。ただし糖分も含まれていますのでカロリーがちょっと気になると言う場合は、薄めて飲んでも良いでしょう。

熱中症になった場合の応急処置は!?

真夏の暑い日なんか、熱中症の症状を起こしやすいですよね。もし熱中症になってしまった時には、その人の体温調節機能がおかしくなっている事が考えられます。最悪は人命に関わる事態に陥るかもしれません。その為に処置を素早く行う事が大切となるのです。

熱中症の症状が出た場合の応急的処置としては、体温を下げる事。これがポイントとなります。外にいるのであれば、室内のクーラーが効いている所とか、外しかない場合はどこか日陰になる様な場所で風通しが良い場所に移動させて身体を涼ませる様にしましょう。この時に衣服を緩めて身体を解放してあげる事も大切です。また、身体が暑くなっていますので熱を逃がしてあげる場所、首周りや脇の下、ひざ裏の下あたりを冷たいタオルを使って冷やしてあげましょう。とにかく身体を冷やしてあげる様にして下さい。もし、意識がはっきりしている様であれば水分を少しずつ取らせる事も可能ですが、意識が無い様でしたら水を飲ませては逆に危険になる場合も有りますので、救急車を呼んでくるまでの間は静かに寝かせてあげましょう。救急車が来るまではとにかく身体を冷やしてあげて下さいね。

正しい処置により熱中症の症状が改善したとしても、この時はまだ体力は弱い状態のままです。もう大丈夫といつも通りの行動をしていると直ぐに症状が再発してしまう可能性が有りますから、暫くは大人しい行動をする様にして下さい。とにかく熱中症は死も意識した症状である事を頭に入れておいて、充分に体調管理に努める様にしましょう。

スポーツや運動時の熱中症対策は!?

運動時の熱中症対策の為には何をしたらいいのでしょうか。運動をする時には熱中症になる危険性が伴います。特に夏の暑い日に外で運動する時には注意が必要です。その対策として効果的なのが運動をする前後にスポーツドリンクを飲む事だと言われています。しかし、ただやみくもに飲んでも効果は有りません。却って逆効果になる事もあるからです。飲み方として効果的なのは少しずつ、しかもゆっくりと飲む事だと言われています。よくあるのは暑いからと言ってガブガブと一気にスポーツドリンクを飲んでしまう事です。こうしてしまうと血液中にある塩分濃度が一気に下がってしまう事になり、痙攣等の症状を引き起こしてしまうのです。ですから熱中症の症状を引き起こさない為にも少しずつゆっくりと飲む事が大切になってきます。

また、スポーツドリンクには塩分・糖分が含まれています。このまま大量に摂取しては濃過ぎてしまいますので、出来れば薄めて飲むとか、お水を飲むだけでも良いみたいです。水にちょっとだけ塩を入れても良いかもしれませんね。このお水やスポーツドリンクを運動前後で汗を流す分だけ補給すると言う分量で飲む様にすると良いと思いますよ。飲み過ぎてしまうと塩分過多になりますから注意して下さいね。つまり、運動する時の熱中症対策としては、運動によって喪失してしまった水分と塩分、つまり汗の分だけお水やスポーツドリンクで補ってあげると言う程度で良いと言う事になります。また、どうしてもと言う場合を除いて、運動する時間帯も考えた方が良いと思います。

熱中症に子供がなりやすいワケは!?

比較的熱中症になりやすいのは子供と高齢者の方だと言われています。よくニュースで聞くのが、親が子供を車の中に残したままにしておいて買い物とかパチンコとか行ってしまって、戻って来てみたら車の中でグッタリしていたと言うニュースです。これは悲しいけど現実に結構な件数起こっているのです。これは子供が熱中症の症状を出してしまった事が原因の事が多い様です。大人は多分子供が熱中症になりやすいとは思っていないんじゃないかと思います。

では、なぜ子供はそれほどまでに熱中症にかかりやすいのでしょうか。それは体内の水分量の問題であると言われています。子供は大人より体内の水分量の割合が多いそうなのです。水分量が多いと言う事は、汗を大量にかいてしまうと身体に受ける影響も大きいと言う事なのです。その上子供は身体の機能が成熟していません。発汗機能が未成熟なのです。その為に体温調節が上手に出来ないので熱中症の症状が出やすくなってしまうのです。子供の熱中症を防ぐ為には水分の補給をしっかりしてあげる事です。これだけでだいぶ変わってくる様です。後は炎天下の中で遊ばせる時には休憩を取らせたり、帽子をかぶらせたりする事でも変わって来ます。それでも子供が熱中症になった感じがしたら、涼しい場所に先ずは連れていき休ませてあげましょう。そして水分を補給させ身体を冷やしてあげましょう。それでもあまり良くならない場合は、直ぐに病院に連れて行って診せる様にしましょう。

糖尿病の人が行う熱中症対策とは!?

糖尿病の病気を持っている人は普通の人以上に熱中症には気をつけなければいけません。糖尿病治療の一環として食事制限や適度な運動をしなければならないと言われています。しかし、糖尿病の方の場合、発汗機能が上手くいってない方が多い様です。これは身体が高血糖状態になっている為、皮膚上の血流障害が起きたり自立神経の障害が起こっていると考えられているからです。こうなると体温調節をする事が更に大変になり、熱中症になりやすくなってしまうのです。

熱中症の症状を引き起こさない為には水分や塩分を適度に小まめに摂取するのが良いと言われています。中でもお水よりスポーツドリンクを推奨している事も多いです。しかし、糖尿病の方の場合はこのスポーツドリンクも気をつけなければなりません。スポーツドリンクには塩分も入っていますが糖分も入っています。飲み過ぎてしまうと糖分を摂りすぎてしまい、高血糖になる可能性も出てきます。ですから、熱中症対策としてスポーツドリンクを摂るのであれば糖質が少ない物を選ぶ様にする事が大切となります。もしも糖分が高いスポーツドリンクしか無い場合には、勿体ないけど水で薄めてから飲む様にすると良いと思います。ただし、自己判断は良くありませんので掛かり付けのお医者様に聞いて熱中症対策に良い飲み物を聞いてから対策をするとより良いと思います。更にですがビールやコーヒー等、カフェインが含まれているものは離尿作用があるので熱中症対策にはオススメ出来ません。こうした事を踏まえて熱中症の症状が出ないようにしましょう。

熱中症を予防する3つの基本的な方法とは!?

熱中症の症状を引き起こしてしまうと最悪死んでしまう程、軽く見てはいけない症状です。その為に常に予防をしておく事が大切となります。では、熱中症の予防に何をしたらいいのか挙げてみたいと思います。

【水分補給】
暑い日に汗をかいたらそのまま放っておいてはいけません。そのままでいたら脱水症状になってしまって熱中症にもなってしまいます。汗をかいたらその分水分を補給しましょう。どちらかと言うと喉が渇く前に補給する様にすると体調がおかしくならなくて良いと思います。水分補給に適している水分はお水でも良いですが、塩分も一緒に取ると体内への水分吸収が良くなりますのでスポーツドリンクがお勧めだと言われています。

【体調管理】
体調を崩してしまうと熱中症にもなりやすくなってしまいます。夏は暑くてぐっすり寝る事も難しい日が多くなってしまいますよね。その為にエアコンを付けて涼しくしてから寝る様にするとか、上手に利用する事も大切になります。暑過ぎる日には外に出掛ける時は水分を持っていったり、適度に休憩を取ったりして注意する様にしましょう。更に熱中症に一度かかった事がある人は、またかかりやすくなっているので注意して下さい。

【日よけ対策】
身体の中に熱がこもらない様に洋服を着る時には通気性が良い服を着る様にしましょう。また黒の洋服だと熱がこもりやすいですので、白系統の服を着る様にして熱を逃がす様にする事も大切です。また帽子や日傘も充分に活用して下さい。

熱中症の症状にはどんな物があるのでしょうか?

夏になるとニュース等で良く耳にする事が多くなる「熱中症」。良く聞く言葉ですけど、実際にどんな症状が熱中症の症状なのか知らない人も多いのではないでしょうか。そこでここでは熱中症になったらどんな症状が出るのか挙げてみたいと思いますので、夏に海や山等アウトドアをする予定がある人なんかは特に参考にしてみて下さい。

【熱失神】
熱失神の場合ですと、名前の通り失神を起こしたり、目眩を起こしたりします。この時顔色は顔面蒼白ですし、血圧も低下していますので注意して下さい。

【熱疲労】
熱疲労の場合ですと、脱水症状を起こしている可能性が有ります。この為に頭痛や吐き気と言った症状が起こります。

【熱痙攣】
熱痙攣の場合ですと、脱水症状を起こしている可能性が有り、水分が体内に足りない状況になっています。この為、血液中の塩分も不足してしまう様になり、手足、腹部などに痛みが伴う痙攣が起きると言う症状が出ます。

【熱射病】
熱射病または日射病とも言います。この症状の時は体温がかなり上がっている事が予想されます。この状態が続くと意識障害になってしまう事もある為、最悪の場合、死に至るケースもあるようです。

上記の他にも軽い状態の熱中症にかかってしまう場合も考えられます。脈拍が速くなったり、顔色が青くなったり、手足や腹部が痙攣したり、少しだけでも失神したりする事が考えられます。症状が重くなるほど熱中症としても重くなっていますので、早めに病院に行く事をオススメします。

猫も熱中症になるの!?

人間だけじゃなく、猫も熱中症にかかるってご存知でしたでしょうか。人間の熱中症だけが取り沙汰されるのでついつい忘れてしまいがちですが、動物も生きていますから熱中症にかかる事もあるのです。

猫は本来暑さに強い動物として知られています。とは言うものの猫の体温は38度位が平熱だと言われています。人間よりたった2度しか変わりませんので今の真夏日や猛暑日に当たってしまうとさすがに体温と変わらなくなってくるので、暑さにも耐えられなくなってくると思います。しかも猫には汗腺が無いそうですので、暑くても熱を放出させる事が出来無いのです。その結果熱中症の症状が出てしまうと言う訳なのです。熱中症と言うのは体温調節が上手くいかなくなる事で症状が出てしまいます。人間は汗をかいて体温調節をしますが、猫の場合は自分で出来ないので色んな工夫を猫自身で行っているそうです。猫は涼しい場所を見つけるのが上手いと言う事で、暑い夏の日は涼しい場所で寝ていたりとか、身体を自分で舐めて体温を下げていたりとかして体温を調節しているそうです。でも限界が有りますので、あまり暑い日に猫を外に出さない様にする事が熱中症対策として良いと思います特に都心の場合は日陰と言ってもアスファルトはかなりの暑さになっているはずです。そうなると熱は何をやってもどうしても逃げなくなってしまって溜まっていく一方になるので、猫の熱中症にはかなり注意する様にしなくてはならないのです。

熱中症よる事故はどんなケースがあるのか?

毎年ニュースで熱中症による死亡者が起きているのを良く聞きますよね。この「熱中症」と言う症状、最近よく取り上げられて来たようですが、まだまだ曖昧な知識の人が多い様です。年々地球温暖化は進んできており、今後もますます暑くなる事が予想されます。この為に、熱中症になる人も増えてくると予想されるので、確実な知識を持っておきたいものです。

では、熱中症による事故にはどんなケースが有ったのでしょうか。特に多いのは小学生や中学生、高校生等の学生です。クラブ活動や海辺等のアウトドアの遊び等で症状を引き起こすケースが多い様です。また成人の人に至っても外回り等の仕事中、または休み中の外での遊びで症状を引き起こすケースが多い様です。乳幼児の場合は身体が未発達の為に熱中症になる可能性が高いと言えますが、この場合は親がしっかりと管理する事で予防する事が可能です。しかし小学生以降、子供が大きくなると全て管理する事も難しくなってきます。こう言った場合は学校等でも意識して管理してもらう事が大切となってくると思うのです。

また高齢者の場合、屋外ではなくて屋内に置いての熱中症事故が多発しています。高齢者の場合はクーラーが苦手だと暑くても我慢したり、水分を取らなくなったりしている場合が多いです。暑いと言う事や喉が渇いていると言う事も、若い人よりは感じにくくなっている傾向になります。その為に知らない内に熱中症になっていると言う事も少なくないのです。一緒に暮らしている場合は水分を小まめに摂る様に気を付けてあげて下さい。

熱中症を防止策としてビールはダメですよ!

夏は熱中症を起こしやすい季節です。自分は大丈夫と過信している人に限って気が付いたら症状を起こしている事が多いです。熱中症の症状を引き起こさない為にも常日頃から熱中症の防止をしておく必要が有ります。

先ずは外出する時の洋服です。黒系の服は熱を吸収すると言われています。つまり服自体に熱がこもってしまうのであまりお勧めできません。出来れば白系の服で通気性が良い服を着る様にして熱をこもらせない様にしましょう。更に外出する時には帽子や日傘を使って常に日陰にいる様にする事も大切です。また14~16時は特に気温が高く熱中症をおこしてしまう危険性が大きいです。この時間じゃなくても良い用事以外は、この時間帯を避けて外に出る様にする事をお勧めします。

次に外で作業をする時やスポーツをする時ですが、普段からしている人であればある程度慣れているし、自分なりの防止策を知っているでしょうからまだ良いのですが、外の暑さに慣れていない人が急にする場合は注意する事が大切となってきます。先ずは小まめな水分補給をして下さい。喉が渇いた時だけじゃなくて小まめに摂取するだけでだいぶ熱中症防止になります。暑いとどうしてもアイスコーヒーやビール等のアルコールを摂りたくなりますが、これらはカフェインが含まれているので利尿作用が有ります。身体から水分を出してしまっては防止になりませんので、出来ればスポーツドリンクの様な塩分が含まれていて利尿作用が無い水分を摂る事をオススメします。

熱中症を食事で予防しよう!自己管理も大事ですよ!

体調管理をしっかりする事で、熱中症の予防をかなりする事が出来ます。熱中症の症状を出さない為の予防として挙げられる物の1つに「食事」が挙げられます。夏になると暑いから身体もだるくなって食欲がなくなりがちですよね。そうなると食事をしなくなったり、逆に冷たいものばかり摂ってしまったり、食べ過ぎてしまったりして、食事バランスがメチャクチャになってしまいます。そうすると体調不良に陥ってしまいますので、熱中症の症状を起こしてしまう危険性も大きくなってくるのです。

夏はどうしても食事バランスが崩れてしまう季節になる為に、水分の摂り方や食事の摂り方等は充分に注意する必要が有ります。水分を摂る事は熱中症対策としてかなり有効な方法です。水分は一気に摂ると言うよりは、小まめに摂った方が良いので、特に激しい運動をしている人は小まめに水分を摂りながら運動する様にしましょう。また暑くなると夏バテを起こしやすくなりますよね。そう言った時に有効的なのがスタミナを付ける事です。焼き肉でもレバーは良いですよ。またニンニクも有効的ですし、ピーマンもスタミナを付ける為に有効的な食材だって知っていましたか?もちろん無理に食べろとは言いませんが、ある程度スタミナが付く様な食材も摂っておいた方が熱中症対策としても良いのです。

熱中症になるのは自己管理が悪いと言う事も原因の1つとして挙げられます。生活をする上で基本的な行動の食事や運動、休憩等を常にバランス良く摂る様にして、自己管理をきちんと行い、熱中症予防をする様にしましょう。

熱中症は大きく3つに分類!軽度・中度・重度に分けられます。

私達にとって熱中症と言うのはとても身近に起こる症状となっています。よく夏になるとニュースになる事も多いので聞いた事がある人はたくさんいる事でしょう。しかし、熱中症の症状はある程度の段階に分類されていると言います。その分類をよく知らない人が多いのも事実なのです。熱中症は最悪死を招く恐れがある症状です。それを避ける為にもきちんとした知識を身につけておく事が大切となります。

熱中症は3つに大きく分けられると言われています。熱中症の状態が軽度の場合は熱痙攣と言う症状、中度の場合は熱疲労と言う症状、重度の場合は熱射病と言う症状に段階的に分けられていると言う事です。軽度の場合ですが考えられる症状としては痙攣や短時間の失神が起こるそうです。痙攣は腹部や手足に痛みを伴って起こるそうです。また失神等も一緒に起こるらしいので気を付けましょう。中度の場合ですが、症状としては虚脱感、足るさ、目眩、頭痛と言った症状が出てくると言われています。また、軽度と同じ様な症状が重症さを増して出てくる事が予想されます。見分ける場合には顔色が青くなってしまう等、脈拍が速い時なんかは気を付けて挙げると良いと思います。重度の場合ですがこの状態になってしまったら、とても身体にとっては深刻な状態に陥っている事になります。体温調節機能がおかしくなり、意識障害や他の臓器にも障害が起こる可能性田出てきます。最悪の場合死に至る事も有りますので、ちょっと症状がおかしいなと思ったら早めの受信を心がける様にして下さい。

熱中症かどうかの判断は、どうしたらいいの!?

高温多湿の中で運動をしたり、長時間仕事をしたり、遊んだりしていると熱中症になってしまう危険性が出てきます。梅雨時期も危険です。これは万人に言える事ですので、自分は体力があるから大丈夫と過信しない様にする事が大切になります。熱中症とはどんな物か、その症状はどんな物か、対策や治療はどうしたらいいのかと言う知識を身につけておく事で、熱中症にいざなった場合でも冷静に対処出来るようになりますし、予防もバッチリ出来る様になってくると思います。では、熱中症になっているかどうかを判断する為にはどうしたら良いのでしょうか。

例えば暑い中、外にいて、頭痛や起きたり、目眩や吐き気がしたりする場合で脈が速くなってしまっている場合は熱中症である可能性が有ります。更に脱力感も凄くて身体がだるい、手足や腹部にけいれんがあると言う場合は既に熱中症になっている可能性が高いと言えます。暫く休んでも症状が改善しない場合は、症状が悪化する前に病院に行く事が大切となります。更に熱中症かどうかと言う判断には顔色を見る様にして下さい。体調が悪くなった場合、顔色が異常に赤いとか、異常に青いとかしている場合は注意して下さい。体温調節が出来ない身体になっている様ですので、熱中症になっている可能性が非常に高いです。声をかけてみるのも有効です。その時にハッキリした反応で有ればいいですが、反応が薄かったり、ボーっとしていたり、意識が無いと言った場合は要注意です。こうした場合は身体を冷やしてあげると同時に、病院に連れて行く様にしましょう。

熱中症の原因は!?夏だけではない!

夏場に多くでる症状として熱中症が挙げられます。これはとても身近な症状である上に誰でもかかってしまう可能性があるのです。その為にいつ誰がかかっても良い様にしっかりとして危険性を認識し、知識を持って置く事が大切となります。先ずは熱中症の症状ですが、もし熱中症になった場合、どういう様な状態になるのでしょうか。

熱中症は体温調節が上手く出来なくなってしまった時に引き起こされる症状の事を指しています。私達の身体の中では、体温が上がってくると身体を守ろうとして身体の色んな所から命令が下される事になります。しかしその命令が過剰な熱で上手くいかなくなった場合に熱中症を引き起こしてしまう可能性が出てくるのです。つまり、体内に何らかの状態が元で熱が発生した場合、色んな症状が混ざり合って引き起こされてしまう症状と言う事になるのです。また、最初の内は症状自体軽いので楽観視していた所へ、急激に症状が重くなる事もあるそうです。この場合は意識障害が起こってしまったり過呼吸に陥ってしまったりするそうで、最悪死に至るケースも出てきます。この為に、熱中症は当然の事ですが子供やお年寄りだけがなる病気ではなく、皆がかかる病気と言う事も言えます。

更に意外な事に熱中症は夏だけ起きる訳では有りません。寒い状況に有ったとしても熱を大量放出してしまう事も予想されます。そうなると脱水症状を引き起こしてしまって熱中症になってしまう様なのです。こうした様々な原因が熱中症にはあるのです。

熱中症が起こりやすい気温は?

暑い外で活動をしている人にとって、心配するのは熱中症の事ではないでしょうか。熱中症は軽く見てはいけません。最悪の場合は死んでしまう可能性もある位大変危険な症状なのです。最悪そう言う風になる場合もあると認識した上で、きちんとした理解を深めて熱中症対策をしていく必要が有ります。

ここでは熱中症の症状が起こりやすい気温と言うのが何度位からなのかを説明してみたいと思います。熱中症の症状が起こりやすいのは時期で見てみると梅雨が明けた頃だと言われています。大体7月中旬位からでしょうか。そこから真夏の8月は熱中症の時期本番と言って良いと思います。気温としては30度を超えた位から熱中症の症状を起こす人が増えてくるそうです。まだ30度位なら良いですが、猛暑日の33度以降になってしまうとかなりの数で増えるそうです。場所によっては最高気温が36度を超えている所も有りますので、そう言う地域にお住まいの方は特に注意して下さいね。

この36度と言う気温、人間の体温とほぼ同じ位の気温になっています。人間の構造上、気温が皮膚温度より高くなる事で体温調節がバランス良く出来なくなってしまいます。こうなってしまうと色んな所に色んな症状が出てくる様になるのです。頭痛がしてきたり、意識がもうろうとしてきたりと色々です。ですからかなりの注意が必要になります。以上の事を考えると気温と熱中症は深い関わりがある事が分かりますよね。体温調節が上手くいかない事で室内でも熱中症になってしまう事も有りますので、過信せずに充分に対策を講じましょう。

熱中症になりやすい人とは!?

子供や高齢者の方は特に熱中症になりやすいと言われています。しかし通常の成人の人でも症状にかかりやすい人、かかりにくい人がいますよね。この症状にかかりやすい人とはどういう人なのでしょうか。

先ずは健康な人でも注意しなければならないと思うのですが、風邪や下痢等体調不良に陥っている場合は体温調節機能がバランスを崩していますので熱中症にかかりやすいと言われています。また日々の生活が乱れた時、例えばお酒の飲み過ぎで二日酔いになったり寝不足になったりした場合は体調が絶好調と言う訳にはいきませんよね。そんな時に真夏の炎天下の中、外で働いたり遊んだりする場合は脱水症状を起こしやすいですので熱中症にならない様に注意して下さい。また、肥満体型の人も熱中症の症状を引き起こしやすいと言われています。イメージとしては肥満体型の人は汗をすごくかいていると言うイメージが有ります。実際には熱を身体の中に起こしやすいのですが、熱を外に発散しにくいと言う傾向があるのです。その為に汗はかいているけど体温ばかりが上がってしまい、熱中症になってしまいやすくなるのです。

他にも何かしら持病がある人は注意して下さい。その病気にもよりますが特に内分泌系の病気を持っている人は熱中症になりやすいと言われていますので注意が必要です。とにかく体内に熱がこもっていても発散しにくい人、体調がすぐれない人は熱中症の症状を引き起こしやすいので、自分の身体の事をよく考えて仕事や遊び、運動をする様にしましょう。

スポーツ活動中の熱中症を予防する8つのポイント(財団法人日本体育協会)

財団法人日本体育協会が熱中症の事故を少しでも減らす為に、「スポーツ活動中の熱中症予防8ヶ条」なる物を出している事をご存知でしょうか。熱中症はなるべく環境においてなってしまいます。つまり予防する事で充分に避けられる病気なのです。
どんな8ヶ条があるのか紹介しておきたいと思います。
これを守る事で正しい環境でスポーツをする事ができ、熱中症も防ぐ事が出来る様になります。

【知って防ごう熱中症】
熱中症には症状の軽い順から、熱失神、熱疲労、熱けいれん、熱射病と言う4つの症状に分ける事が出来ます。このそれぞれの特徴や症状をよく知っておく事で、自分や他人に起こった症状が熱中症であるかどうか判断を付ける事が出来るのです。特にスポーツにおいては、熱疲労と熱射病に注意しましょう。

【あわてるな、されど急ごう救急処置】
熱中症には症状が重い場合と軽い場合が有ります。軽い場合や重い場合でも発症したら応急処置をしてあげる事も大切になります。放っておくと重症化してしまう可能性も出てきます。熱中症になった場合は病院に診てもらう方が安心かと思いますが、それまでは応急処置で涼しい所に移動したり、身体を冷やしたり、お水を飲ませたりして応急処置をする様にしましょう。

【暑いとき、無理な運動は事故のもと】
暑い時にでも運動をする事はあると思いますが、無理に運動を続けてはいけません。その時の状況をよく分析し、高温多湿の場合は適度な休息と水分補給をしながら行う等、無理をしない様に運動をしましょう。無理すると熱中症の症状を引き起こしてしまうかもしれませんよまた、ランニングも朝やれば大丈夫と言ってやっている人もいますが、朝の涼しい内だからこと無理をせずに、日によって走る時間を変える等していきましょう。

【急な暑さは要注意】
熱中症は真夏日や猛暑日など気温が高い時に起こりやすいですが、前日と比べて急に気温が上がった時にも起こりやすいと言われています。身体が暑さに慣れていないので暑さにやられて熱中症の症状が出てしまう言う理由から言われている事です。この場合は身体に暑さが慣れるまでは激しい運動は控える等、無理をしない事が大切になります。暑さは暫く続きます。慣れてくるまで多少時間がかかるとしても慌てずにゆっくりと慣れていきましょう。

【失った水と塩分取り戻そう】
熱中症の前兆として身体が脱水症状を引き起こしてしまう事が有ります。こうなると体温調節機能のバランスを崩してしまったり、運動能力が落ちてしまったりと言う事が考えられます。こうなってくると熱中症になりやすくなってしまうのです。その為に、汗で流れてしまった水分と塩分を適度に補給する事が大切となります。お水だけではなくてスポーツドリンクにするとか、糖分が気になる様だったら食塩水を薄めに作ってそれを飲むとかして体内から失われた水分と塩分を補給していきましょう。また、水分は一度に大量摂るのではなくて小まめに摂る事が大切と言われているので、小まめに飲む様にしましょう。

【体重で知ろう健康と汗の量】
体重と言うのは体調を測るバロメーターでも有ります。運動をする前と後で体重を測る様にしてみて下さい。もし体重の減少が体重の2%以上であれば脱水症状を引き起こしている可能性や、汗を大量にかいている可能性が有りますので充分に注意する様にして下さい。

【薄着ルックでさわやかに】
体内に熱を溜めこんでしまったり、放出したりする要因の1つに洋服が関係しています。通気性が悪い服を着ていると、溜まった熱が逃げないし不快な感じになります。洋服を着るなら白系統の熱を通してしまう色味の洋服を着る事、通気性や吸収性に優れている洋服を着る事が熱中症の症状を引き起こさないとして良いと言われています。更にですが外で運動をする時は直射日光に当たらない様に帽子を被ってもらえれば更に良いと言われています。

【体調不良は事故のもと】
体調が悪い時には無理に運動をしない様にしましょう。体調が悪いと熱中症にかかる可能性もグッと高くなります。どうしてもと言う場合は休憩を取り入れながらするとか、身体の事を考える様にしましょう。また体力が無い人、肥満体型の人も要注意ですので気を付けて運動しましょう。

熱中症対策グッズはどんな物がいいの!?

梅雨も明けた7月~8月位は急に気温が上がってきてバテ気味になりますよね。そこで注意したいのが熱中症です。熱中症の症状は色々有りますが、そんな症状にならない内に対策を講じておいた方が良いと思います。そこで熱中症対策グッズをご紹介したいと思いますので参考にしてみて下さい。

熱中症の症状を引き起こす原因としては体内温度が上がってしまい、自分自身で体温を下げる様に調節する機能が上手く働かなくなってしまって脱水症状を起こしてしまう事に有ります。そこで対策グッズとしては身体の熱が上がり過ぎない様に身体を冷やす様にするグッズを使う事が有効的とされています。一番効果的なのは首周りや頭周りに冷却シートを巻くと言う事です。首や頭等、熱が溜まりやすい所を冷やす事で体温の上昇を抑えてくれます。冷却シートは今は様々な物が発売されています。長時間冷たさを感じる事が出来る物とか、外出時にも負ける様に柄や色も色々有ります。1つあると絶対に便利ですので外で長時間いる時には持っておくと良いでしょう。

また、手軽に使える物としては冷却ミストと言う物があるそうです。スプレー式になっていてそこから冷却ミストが噴射されます。直接肌に噴射するのではなくて服の上から3秒ほど噴射して下さい。その部分だけですが体感温度が現在の体温から-40度になると言う事ですので一瞬にして冷やされますので、一時的に凌げます。その他にも叩くとか刺激を与えると冷却材として使用できる物とか色々有りますので是非試してみて下さい。

さらに、身体の中から熱中症を対策するグッズもあるようです。
熱中症の症状を対策する為、予防する為には急速に体温が上がった身体を元の体温に戻してあげる事が必要です。最も有効的なのは汗として流れてしまった水分、塩分を体内に補給してあげる事なのです。汗をかくとどうしても喉が渇いてしまいますよね。お水やお茶をその時に飲んで水分補給して挙げる人はいますが、この時大切なのは塩分も摂取しないといけないと言う事です。そこでオススメしたいのが「塩熱飴」と呼ばれている飴です。この飴には塩分が含まれていますし、塩分が吸収される様にクエン酸やブドウ糖も含まれています。この飴と一緒にお水を飲む事で効果が期待できます。もし身体がだるいなとか、子供が熱中症にかかってしまったんじゃないかとか感じた場合は、この塩熱飴と水をあげるといかがでしょうか。応急処置として有効だと思います。

また、熱中症の症状を予防する為にはスポーツドリンクを摂取すると良いと言われていますが、これだと糖分を一緒に摂りすぎてしまう為に躊躇してしまう人も多いと思います。そこで熱中症対策用の飲み物が発売されている様なのです。この中にはナトリウムやカリウム、カルシウムと言ったミネラル成分が配合されています。これは汗と同じ成分の様で、汗で失われた成分を補うと言う形になっています。また味付けもレモン水の様に飲みやすくなっている物になっているみたいなので、美味しく熱中症対策が出来ます。

熱中症は病院ではどういう治療をするのでしょうか?

とにかく身体を冷やす事と塩分が適度に含まれた水分を補給する事、これが熱中症の症状を起こした場合に有効的な応急処置だと言われています。しかし、熱中症の症状が重く意識不明になっていたり、体温が40度を超えていたりする場合は、応急処置だけ行っても効果がさほど有りません。病院に連れて行って治療を行う必要が有ります。そうじゃなければ死んでしまう可能性もあるのです。では病院に連れて行った場合、病院ではどういう治療を行うのでしょうか。

先ず病院では熱中症の症状がどんな物なのか種類とその状態を判断します。体温を測り、血圧や脈を取り、身体の状態をチェックしていきます。これで判断出来ないとしたら血液や尿の検査等が行われます。更にCTやMRIを行う場合もあるそうです。こうした検査を終えて熱中症の症状を判断したらやっと治療に入ります。先ずは点滴を行って弱った体力を回復させていきます。しかし、それだけじゃ駄目な場合は酸素や昇圧剤を投与したりしてとにかく体力の回復に努めていくそうです。熱中症は状態が悪いと体力を回復させる為に物凄い時間がかかります。その分治療も大変な物になります。小さいお子様や高齢者の方の場合は体力自体が余り無いので回復も更に時間がかかる物になるでしょう。

熱中症は甘く見てはいけません。真夏の暑い日なんかで自分の体調がすぐれないと感じたり、一緒にいる人の様子がおかしいと思ったら直ぐに病院に行く様にしましょう。

熱中症対策に夏野菜の食事を考えよう!

近年の日本における夏の暑さは本当にたまらない位暑いです。その為に冷たい物を飲んだり食べたりしがちになります。そう言う食生活を続けていると夏バテになりやすくなって熱中症の症状も引き起こしてしまう事に繋がります。夏は食生活が乱れがちです。熱中症対策の為にも夏野菜をしっかり食べて元気を付ける様にしていきましょう。

熱中症の症状を引き起こしやすくしない為にも、水分補給に効果がある夏野菜を積極的に摂ってみてはいかがでしょうか。先ずお勧めなのがキュウリです。キュウリはその殆どが水分で出来ています。その為に渇きを癒してくれますし生活習慣病にも良いと言われています。ただし利尿作用が有りますので食べすぎには注意しましょう。食べ方としては酢の物など、酢と塩が入っている調理方法で食べると良いと思います。次にオススメなのが茄子です。茄子も殆ど水分で作られていますが更に糖質も含まれている食材になります。茄子には血管を強くしたり、口内炎を防いだりしてくれる効果も有ります。熱中症対策として水分を摂るのは必要ですので、煮物にしたり漬物にしたりして毎日の食事で摂取してみると良いかもしれません。

夏野菜は本当に美味しいし、見た目も鮮やかな物が多いですよね。ですから食べる物楽しみになってくると思うのです。その為にどんどん食卓に夏野菜を取り入れて、熱中症にならない様に夏を乗り切っていきましょう。熱中症対策に夏野菜は絶対必要なのです。

犬も熱中症になるのか!?

人間ばかりが熱中症になる訳では有りません。犬も熱中症になるらしいのです。人間の場合は症状に応じて色んな対策をすると思うのですが、意外に犬に対する対策をしていない人が多い様です。実際に犬が熱中症になってしまって動物病院に運び込まれるケースが年々増加傾向にあるそうです。

犬は暑さにもともと弱い動物です。その為に熱中症の症状も引き起こしやすいのです。その理由としては身体を覆っている温かな毛に有ります。犬は身体を毛で覆われています。その為に身体に熱がこもりやすくなっているのです。そして熱がこもりやすい上に汗をほとんどかきません。これは犬には汗腺があまり無い事から言えるらしいのですが、汗腺が無いと言う事は汗を発散出来ないと言う事になりますので身体の中にこもった熱を出す事が出来ないのです。犬が体温調節をしているのって舌を出して「ハッハッ」とやっていますよね。あれが体温調節をしているのですが、真夏で暑いとあまり効果を発揮しなくなります。その為に犬は暑さに弱い生き物とされているのです。

ですから家の中で犬を飼っている場合、外出をするのであればエアコンを入れていく等して暑さ対策をしてあげましょう。真夏の暑い時に締め切った部屋でエアコンも入れないとなると人間でもバテてしまいますから、犬ならもっとバテますし最悪死に至る事も有りますので、大切な家族を亡くしたくは無いはずです。ですから犬を飼っている方は熱中症対策をきちんとする様にしましょう。

熱中症は道路でも注意が必要ですよ!

夏に起こる独特の症状と言うと熱中症ですよね。しかしこの熱中症、実は暑い日だけに限って起こる物ではないらしいのです。何かと言うと、熱中症の症状にかかりやすい環境と言うのが存在するそうです。

先ずは梅雨明けした時ですが、梅雨明けはカラッとしていますよね。湿度が多少解消された為か外に出る人も多くなります。そうした場合、気温は高いですのでやっぱり熱中症になってしまう人が多いそうなのです。特に気温が前日と比べて急に上がった場合は、身体がその暑さに対応しきれていないので熱中症になる可能性が高いと言われています。とは言っても梅雨明け前等、湿度が高い時も注意が必要です。気温が高くなくても湿度が80%を超える等した場合、体感温度は物凄く高いはずです。そう言った環境に置いても熱中症になってしまう可能性が高い様なのです。

またちょっと変わった所で言うと、夏はアスファルトなどの上で行動するのも危険です。こうした場所は太陽からの熱をもろに受けますよね。その分照り返しも強く出る事になります。その上を歩いている人間はその熱を受けて熱射病になってしまう人が多いらしいのです。ですから、よくアスファルトの上に仕事かなにかでずっといる人がいますが、かなり注意した方が良いかと思います。普通に外を歩く場合はアスファルトより草木がある所の方が理想的だと言う事になります。急激な温度の変化は気温だけではなく、こうした歩いている場所の変化も入りますので注意しながら熱中症対策をして行く様にしましょう。

なぜ人間の身体に水分が必要なのか?

私達の身体の中にある水分には塩分が含まれています。この塩分はカリウムやナトリウムが主体となっているそうです。通常こう言った塩分は日々の食事から摂取しているのです。また、色んなホルモン等の濃度も一定に保たれる様な活動が体内で行われています。こうした事から、生きていく為には身体の塩分濃度が常に一定である必要があるのです。また、塩分は水分に溶けていますのでやはり体内に水分も必要と言う事になるのです。こう言った理由から熱中症の症状を引き起こさない対策として水分を摂取すると言うのは重要だと言う事が分かると思います。

人間の身体は常にエネルギーを使っていますので、熱が出ているのが当たり前です。熱を出したままでいると大変な事になりますので、適温に冷やす事も重要となってきます。真夏日に運動を無理に行って体温調節が上手くいかなくなり、体温が上がってしまうと熱中症の症状が出てくる可能性が出てきます。ですから体温は一定に保たなくてはいけないのです。身体が熱を帯びてくると身体の表面から水分が蒸発していきます。これが汗なのですが、常に身体からは水分が失われていると言う事になります。ですから水分は小まめに摂ってバランス良くしておく事が大切なのです。

この様に体内には水分が非常に必要になります。水分があるからこそ、新陳代謝も促されますし、尿も出て老廃物が排出されるのです。熱中症対策としてだけではなくて、水分は大切なので常に摂る様に意識しましょう。

子供と高齢者が熱中症を引き起こすケースは!?

真夏の炎天下、猛暑日、運動時の時だけ熱中症の症状を引き起こす訳では有りません。その他のケースでも熱中症の症状を引き起こしてしまう事があるのです。ここでは子供と高齢者が熱中症を引き起こしやすいケースとして、どんなケースがあるのか挙げてみたいと思います。

注意しなければならないケースとして、薬を服用している人は熱中症に気を付けなければなりません。特に自律神経に影響を与える薬を服用している人は注意が必要です。熱中症になってしまう場合、薬が何か影響してか重篤化しやすいと言う傾向があるそうなので気を付ける様にして下さい。

特に気を付けなくてはならないのが、子供と高齢者の方です。高齢者の方の場合は他の年代が熱中症になるのと比べても重症になってしまうケースが多い傾向にあるそうです。どうしても高齢になってくると汗腺機能が弱まってきてしまいます。こうなると汗をかきにくくなってしまうのです。更に自律神経の働きが弱まってきますので体温調節も上手く機能しなくなってきます。この様に身体が高齢によって衰えてきてしまいますので、身体機能が低下してしまい、熱中症を引き起こしやすくなってしまうのです。また、お子様の場合は体力もまだ充分にあるわけでは有りませんし、身体も未発達ですので体温調整機能もバッチリと言う訳では有りません。ですから熱中症をどうしても引き起こしやすくなってしまいます。更にお子様は外で遊ぶのが大好きですので、熱中症対策をしておかなければならないのです。

 

スポンサーリンク

コメント

タイトルとURLをコピーしました