お盆に帰省する際、お供えものにどんなものを用意すればよいか悩んでしまう方も多いと思います。
特に結婚したばかりのお嫁さんは、ダンナさんの実家へ帰省するのに、お供えものを持参するなど気を利かせたいですよね。
ご先祖さまにお礼の気持ちを込めて、何かお供え物を用意して帰省するとよいでしょう。
お盆のお供え物におすすめなお菓子は?
お盆は、ご先祖が戻ってくるといわれていますので、普段から仏壇にお供えされているものだけではちょっと寂しいものです。
さらに、新たなお供えものをプラスしてご先祖さまをお迎えしてあげられるとよいですね。
お供え物として、一般的なもので仏花があります。
これは、花びらのある蓮の花です。
花びらを船にして、それに乗ってご先祖様が戻ってくるといわれていますので、お供えものとしておすすめです。
同じようになすで作った馬も、これに乗ってご先祖様が帰ってくるという言い伝えです。
お供え物としては、盆菓子と呼ばれている、砂糖のお菓子も一般的です。
お盆の季節になるとセットにしてスーパーなどで販売されていますが、お安いものですし、わざわざ帰省した人が持参するお供えものでもないと思います。
ダンナさんの実家の仏壇にお供えしてもらうなら、盆菓子よりも、焼き菓子のほうがおすすめです。
それも、日持ちするお菓子の方が良いですね。
クッキーやパウンドケーキ、マドレーヌなど、日持ちしそうな焼き菓子も喜ばれるでしょう。
せっかく都会から田舎に帰省するなら、ちょっと珍しい焼き菓子とか、有名店のお菓子なども良いでしょう。
お盆のお供え物の選び方
お供えしたあと、身内でいただくことが多いですから、そのときにみなさんに喜んでもらえるようなお菓子がおすすめです。
お菓子のほかには、果物でしたら丸ごとのスイカもお供えものになりますね。
お供えものには丸いものが良いといわれていますので、丸ごとのメロンや桃などもおすすめです。
飲料も日持ちするのでお供えものにおすすめです。
お酒、ビール、ジュースなど、基本的に何でも良いのですが、お子さんが多いおうちでしたらジュースのほうが喜んでもらえるでしょう。
また、お団子もお供えものとしては、定番ですよね。
おはぎでも、あんこがついたお団子や、みたらし団子でも、大福でも、構いません。
この手のお菓子は年配の方がお好きなので、親戚の年齢層も考えてお供えものを選ぶことをおすすめします。
お団子などの日持ちのしないものは、いったんお供えしたら、下げてしまい、早めにみなさんで頂くとよいでしょう。
関西のほうでは、団扇のかたちをした菓子がお盆のお供え用として一般的とのことです。
関東では見たことがありませんが、このように地方によって違うのですね。
お盆には迎え火をたいたり、送り火をたいたり、地域によってやり方が異なると思いますが、お子さん達にこのような経験をさせてあげることも大切でしょう。
新しくお嫁さんとして嫁いだ方は、古くからのその地方の風習を覚え、ご先祖様をお迎えしましょう。
一緒に住んでいなくても、帰省した先で、その土地の風習を覚えることはとても大切なことなのです。
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