一人暮らしを始めるまでにかかる費用について
一人暮らしを始めたら実家暮らしより自由度が増えますし、金銭感覚が身についたり、自炊をしようと考えている方は、料理も上手くなるなどおすすめなことがたくさんありますが、一人暮らしを始めるまでにいったいどれくらいの費用がかかるものなのでしょうか。
それは大きく分けて3つあります。
まず一つ目は部屋を借りる費用です。
部屋を借りる時にかかる費用を不動産屋などでは初期費用といいますが、これを契約時に全部払わないといけません。家賃にもよりますが、東京ではだいたい月額家賃の5ヶ月~6ヶ月分くらいが相場です。カードで分割払いが可能な不動産会社もあります。
二つ目は引っ越し費用です。
荷物が増えれば増えるほど、引っ越し業者に頼むにしても費用が高くなります。よっぽど持っていきたいという場合以外は、家具や家電は新居で揃えたほうがいいでしょう。ダンボール数箱くらいの荷物なら、宅配を頼んだりレンタカーを借りるとしても、10,000円以内ですみます。実家に車があればほぼお金をかけずにできるかもしれません。
三つ目は、家具や家電、その他の生活必需品の購入費用です。
家具類(ベッドやテーブルなど)は特にこだわらなければ30000円程度で全部揃います。友人に譲ってもらうのもいいかもしれませんが、運ぶことを考えると新しく買ってしまったほうが安上がりな場合もあります。
家電類(冷蔵庫や電子レンジなど)は、一般的に一人暮らしに必要な家電すべてを新しく揃えるなら10万円ほどは必要といわれます。ただ、自炊をしない人は小さい冷蔵庫で事足りますし、最近はテレビを見ない人もいるので、自分の生活スタイルに合わせて選ぶといいでしょう。
東京での社会人の一人暮らしの生活費の平均は!?
4月から新社会人となって東京で一人暮らしを始められる方も多いと思いますが、はたしてお給料で生活していけるのだろうかと心配していませんか?
都内で一人暮らしをする社会人の一か月の生活費を計算してみましたので、参考にしてみてください。
家賃の平均は70,000万円前後になるようです。よく家賃は収入の3分の1程度が無理なく住めると言いますが、やはりそのくらいを家賃に当てているようです。
食費はデータによっては月平均28,000円となっているようですが、これは自炊をしっかりしている女性(男性)の方でないと、現実的に厳しい金額だと思います。社会人になると飲み会などもあり、また外食も学生食堂のように安くすませることも難しいです。実質的には都内に一人暮らしをしている社会人の平均は50,000円くらいと考えられます。
今時は、社会人の方にとってパソコンやスマホは欠かせないものなので、インターネット回線を利用している場合が多く、通信費は10,000円前後となっています。
光熱費は10,000円前後が平均のようです。
友人と遊んだり、服や趣味に使ったりするレジャー費は、男女で差もあるかもしれませんが、だいたい40,000円弱を当てているみたいです。
そして消耗品費が3,000円ほどになります。
これら全部を合わせると生活費の合計は183,000円で、20代の男女の平均収入はだいたい月20万円前後なので、親に仕送りをしようと考えている方にとっては、結構ギリギリになってしまいそうです。
大学生の一人暮らしの生活費は、東京でどのくらいかかるの!?
東京で一人暮らしをするとひと月の生活費はどのくらいかかるのでしょうか?
家賃や食費はもちろんですが、電気代やガス代といった光熱費などもかかります。
東京で一人暮らしをする学生さんで見てみると、家賃は50,000~60,000円代の部屋に住む人が最も多いようです。都心に近くなればなるほど家賃は高くなるので、安く抑えたい場合は都心から離れたところを選ぶといいかもしれませんが、女性の方などは治安面も考えて、安さだけにこだわるのはどうかと思います。
学生生活の実態調査アンケートによると、食費の平均は20,000~30,000円程度だそうです。一ヶ月30,000円としても、1日に1,000円しか使っていないことになるので自炊をしている学生が多いようです。
光熱費は季節によって差はありますが、だいたい電気、ガス、水道代すべて合わせて10,000円前後だそうです。
通信費は携帯だけでなくパソコンを持つ人も増えているので、携帯代だけでなくインターネット契約料金もかかります。携帯代がだいたい6,000円前後で、インターネットもあわせると10,000円前後になります。
友人と遊んだり、洋服や趣味に使ったりするレジャー費は、平均的には20,000円ほどだそうです。
今までは考えたこともなかった消耗品費は月3,000円ほどかかるようです。セールなどを狙ってなるべく安く抑えたいものです。
これらを合わせるとひと月の生活費は約123,000円になります。
パソコンは学校のものを使ったり、自炊を多くしたり、エアコンをあまり使わないようにするなどして節約しながら生活すると、もう少し安く抑えれるかもしれません。
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