最近よく聞くようになった「セスキ炭酸ソーダ」。
今や薬局だけでなく、100円均一にも売られていますね。
環境に優しくエコで、コスパは抜群!
テレビで紹介されてから、使っている人も多いと思います。
実際、お風呂掃除にどうやって使うのか?
どんな汚れにも万能なのか?
使い方などご紹介しますので、ぜひ参考にしてくださいね。
お風呂の浴槽・床や壁・排水溝・鏡などの掃除にセスキをどのようにつかうのか?
そもそもセスキって何?と思うかもしれません。
重曹と炭酸ナトリウムを混ぜて結晶化されたもので、
水溶液は重曹の水溶液よりも、アルカリ性が10倍ほど強いんです!
油汚れに強く、石鹸カスでついてしまった汚れやヌメリもよく落ちます。
また自然のものを使っているので環境に優しく、
肌にも優しいエコで使い勝手のいい洗剤なんです。
セスキ炭酸ソーダのスプレーとして売られているものはそのまま使えますが、
粉状のセスキ炭酸ソーダの場合は、セスキ炭酸ソーダを小さじ1~3程を
水500mlに混ぜるだけで作れますよ。
床や壁は、スプレーを吹き付けてからスポンジでこすって汚れを落とします。
皮脂汚れに強いので、スルっと落ちますよ。
排水溝には、スプレーをたっぷりかけてから、数十分ほど放置してから
ブラシなどでこすってください。
ヌメリにセスキ炭酸ソーダがしっかり反応して、簡単にヌメリを落とせます。
鏡についてしまう水垢ですが、水垢はアルカリ性でセスキ炭酸ソーダもアルカリ性。
同じアルカリ性では実は掃除には向いてないのです。
クエン酸で鏡を掃除するとピカピカになる!と使う方もいるかもしれませんが、
まずはご自宅の鏡に磁石をつけてみて、もしひっついた場合は金属が使われているという事。
ユニットバスなどの壁はステンレスが使われている場合が多く、
クエン酸はステンレスを腐らせてしまう性質があります。
クエン酸を使い続けて、浴室内部から腐っていき、
鏡を固定しているところが腐って鏡が落ちたら・・・恐いですよね。
オススメはクリームクレンザーか歯磨き粉で磨く方法です。
これなら簡単に汚れも落とせるし安全です。
セスキ炭酸ソーダで落ちない汚れはクエン酸で便利!
油汚れにも強いのでキッチン掃除にも使える、万能洗剤のセスキ炭酸ソーダですが
上記の鏡のところで書いたように、水垢などのアルカリ性の汚れは落ちません。
お風呂掃除をちょっとサボってしまったら、黒ズミがついちゃった・・って事ありますよね。
これにセスキ炭酸ソーダをつけてこすっても、なかなか落ちません。
この黒ズミの正体は、水のカルシウムと他の汚れが混ざった水垢なんです。
床や壁にはクエン酸水をスプレーしてこすって掃除してくださいね。
クエン酸水は、粉末のクエン酸小さじ1と水200mlを混ぜるだけでできます。
クエン酸も100円均一に売られているので、とってもコスパが良いですね。
洗面器やおもちゃなどの洗いにくい部分も、クエン酸水が大活躍!
お風呂の残り湯にクエン酸(粉状)を1カップ入れて混ぜます。
おもちゃや洗面器、お風呂のイスなどを浸かるように入れます。
そのまま数時間置いてから、スポンジなどでこすったらピカピカになりますよ!
クエン酸でも落ちない汚れは?
皮脂汚れなどには酸性の汚れもつきやすく、クエン酸は酸性なので、
同じ酸性の汚れには汚れが落ちない場合もあります。
その場合は、クエン酸と重曹を準備!
ドアのパッキン部分や浴室のゴム部分は、黒いカビで汚れがちですよね。
クエン酸と重曹を同量混ぜたものを、黒カビに乗せ、
水をスプレーしてから30分ほど放置します。
水をスプレーするとシュワ~っと反応するはずです。
その後ブラシなどでゴシゴシこすって、固く絞った布でふきとれば、
カビをバッチリ撃退できます!
壁の黒カビには、クエン酸と重曹を水溶液にして、交互に吹きかけます。
その後しばらくしてから、乾いた布でふきとってくださいね。
まとめ
セスキ炭酸ソーダはお風呂掃除以外にも使えるので、
お掃除グッズのひとつにぜひ常備しておくと良いですよ!
コスパが抜群なので、日々のお掃除に大活躍すること間違いなし!
セスキ炭酸ソーダ、重曹、クエンの3種の神器で、お掃除を簡単にこなしましょう!
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