- 「栗きんと」おせち料理
- お正月の定番の「黒豆煮」
- 「昆布巻き」おせち料理の作り方
- 「たたきごぼう」の作り方!幸せを運ぶおせち料理
- 「紅白なます」の作り方!おせち料理
- 「菊花カブ」おせち料理の作り方
- 縁起の良い料理「小肌粟漬」
- 「えび」のおせちの作り方!長生き!?
- ぶりの照り焼き!美味しいおせちにこの一品!
- おせちの定番「田作り(ごまめ)」の作り方
- おせちに欠かせない豆料理
- 「伊達巻」の作り方
- 「錦玉子」の作り方!おせち料理の定番!
- 「紅白蒲鉾」の作り方!おせち料理にかかせない一品!
- 「数の子」の作り方!おせちにはコレ!
- おせちに縁起の良い「手編こんにゃく」の作り方
- 「里芋」の作り方!おせちに美味しい料理
- 「鯛」の作り方!正月めでたい!
- お重の三段目を飾る「お煮しめ」の作り方
- おせちに入れたい「酢れんこん」の作り方
- おせち料理の意味と由来
「栗きんと」おせち料理
おせち料理はお正月には欠かせないものですよね。
最近では、販売されていることが多く、作る人も少なくなってきました。
そこで、今回は簡単に作れるおせち料理の中の一品をご紹介します。
今回、作り方を紹介するのは「栗きんとん」です。
お重の中でも、存在感がある栗きんとん。これは、きんとんの黄金色から、「商売繁栄」「金運アップ」など豊かさを招くものであると意味されています。
簡単な栗きんとんの作り方をご紹介します。
【材料】
栗甘露煮 12粒、サツマイモ 400gくらい、砂糖 1/2カップ、みりん 大さじ5、はちみつ 大さじ2、
塩 少々、くちなしの実 2個を準備します。
1.さつまいもは輪切りにして適当な大きさに切り、水に1時間くらいつけてあく抜きします。
2.くちなしの実をお茶パックに入れて叩きます。こうすることで黄色の色素が出やすくなります。
3.さつまいもを鍋に移し、かぶるくらいの水を入れ、くちなしの実の入ったお茶パックを入れて柔らかくなるまで茹でます。
4.竹串などを刺して柔らかくなったのを確認して水気を切ります。この時点で芋は黄色くなっています。
5.水を切ったらさつまいもを鍋に戻します。
6.半分の砂糖を加え、潰しながら混ぜます。
7.さつまいものダマがなくなったら、みりん、残りの砂糖、はちみつを加えて弱火にかけ練り混ぜながら軽く煮詰めます。
8.火を止めて混ぜる用の栗の甘煮を加えて混ぜ合わせます。
9.バットに入れて冷まします。
10.盛り付けようの栗の甘煮と一緒に盛り付けて完成です。
甘さ控えめなので、ぜひ一度作ってみて下さい。
お正月の定番の「黒豆煮」
おせちって聞くだけで大変そうと思いませんか?今は市販でも売っているので作る機会も少ないのかもしれません。
おせちに黒豆入れたいけど、美味しい黒豆は難しそうっておもいませんか?
つやつやの美味しい黒豆の作り方をご紹介します。
今回は簡単に作れるように圧力鍋での黒豆煮のレシピをご紹介。
圧力鍋で放っておくだけ!皮に皺が寄らずにぷっくりツヤツヤに失敗することなく仕上がります。
【材料】(作りやすい分量です)
黒豆 100g、砂糖 100g、醤油 小さじ1/2、水 400cc
【作り方】
1.黒豆をよく洗い、たっぷりの水で一晩つかしておく。
2.豆を水ごと圧力鍋に移し、弱火から中火にかけます。沸騰したら火を弱め、灰汁をきれいに取り除きます。
3.砂糖と醤油を加え、全体をよく混ぜます。
4.落し蓋をし、その後は普段通りにふたを閉め、10分加熱します。圧が自然に下がるのを待ちます。
5.このまま一晩おいて味をなじませます。粗熱が取れたら、別の容器に移してからおいても大丈夫です。
2で灰汁を取り除いた際は、水分が少なくなりすぎていたら圧力鍋の最低水分量をチェックして水を足してから加熱してください。
面倒くさそうと思いがちなこの黒豆煮ですが、圧力鍋を使うことでツヤツヤの美味しい黒豆煮仕上げることが出来ます。
今回は作りやすい分量でしてありますが、これを参考に量を調節してもきっとおいしくできると思います。
おせちにぜひ、美味しい黒豆煮を作ってみませんか?
失敗しない簡単な黒豆煮レシピで一度試してみて下さい。
「昆布巻き」おせち料理の作り方
昆布は「喜ぶ」の言葉にかけて、正月の鏡飾りにも用いられる一家発展の縁起物とされています。
昆布巻きはおせち料理でも活躍する料理です。
日本料理で欠かすことのできない「昆布」で健康長寿に…。
今回はおせちの定番昆布巻きをご紹介します。
【材料】
日高昆布 5~6枚、 かんぴょう 1袋、生サーモン 300g、塩 適量、酢 大さじ1、酒 100?、砂糖 大さじ6、
濃い口しょうゆ 大さじ4
【作り方】
1.昆布巻きには日高昆布が向いています。昆布はさっと洗い、水に5分ほどつけ柔らかくします。
2.柔らかくなった昆布を吊るすなどして表面を乾かします。(ぬるぬるせず巻きやすくなります。)
3.かんぴょうは水につけ、塩をして、まな板の上でもみ、水洗いして硬く絞ります。(青臭さをとるためと、味がしみこみやすくなります。)
4.鮭は4~5cmぐらいの短冊に切る。
5.切った鮭を順次昆布に巻いていく。かんぴょうは先に切らず、結んだ後に切る方が無駄がありません。
6.巻き終えたら、鍋にだし汁4カップと酢大さじ1を入れて煮ます。
7.あくが出るので随時すくい取ります。
8.調味料を入れ、さらに煮ます。
9.落し蓋をして約1時間ほど煮ます。あくが出た時は随時すくい取ってください。
10.昆布に竹串がスッと通れば出来上がりです。
昆布巻きは少し大変な作業もありますが、作ってみると本当に美味しいんです。食べてみると分かりますが、既製品には負けない味になります。ぜひ挑戦してみて下さい。
「たたきごぼう」の作り方!幸せを運ぶおせち料理
お正月のおせちに欠かせないのが「ごぼう」です。
これは、ごぼうが細く長く地中にしっかり根を張るごぼうは縁起の良い食材として様々に使われてきました。
おせちに使う「たたきごぼう」は、軟らかく煮たごぼうをたたき、身を開いて、開運の縁起をかついだものです。宮中で正月に配られる花びら餅の芯にも、ごぼうが使われていて、大切な食材として扱われています。
そんな「たたきごぼう」を手作りしてみませんか?
簡単で美味しい作り方をご紹介します。
【材料】
ごぼう 100g(細めのごぼう2本分)、下茹で用の塩 ティースプーン山盛り1杯
A いりごま 大さじ2、薄口しょうゆ 小さじ2、みりん 小さじ1、酢 小さじ1
【作り方】
1.ごぼうを洗い、土を落とします。洗ったごぼうは、細ければ縦半分に切り、太ければ縦1/4に切ります。
2.繊維を少し崩して味の染み込みをよくするために、すりこぎや包丁の背でごぼうを叩き、5?6センチ幅に切ります。
3.たたきごぼうの衣を作ります。すり鉢でAのごまを半ずつにして調味料を量りいれ、よく混ぜ合わせて衣は完成です。
4.ごぼうをゆでます。和え衣ができたら、鍋にお湯を沸騰させ、塩を加えて、水を切ったごぼうを投入します。ごぼうは2~3分ほどゆでれば大丈夫です。
5.ごぼうをザルにあげたら、しっかり水気を切って、必ずごぼうが熱いうちに3で作った衣を混ぜ合わせたら出来上がりです。半日くらい置くと味がしみこみます。
2~3日は冷蔵保管で美味しく食べられます。
おせちにぜひ、たたきごぼうを作ってみて下さい。
「紅白なます」の作り方!おせち料理
おせちや、お祝い事には欠かせないのが「紅白なますです」。
おせちと聞くと、なんだか大変そうなイメージがありますが、作ってみると意外と簡単だったりするんです。
紅白なますは生の魚介と大根、ニンジンと酢で作ることから「なます」と名付けられました。
今は、生の魚介の代わりに、干柿や昆布、ゆずの千切りも用いられたりします。
紅白でおめでたいさっぱりとした料理でおせちには欠かせない一品です。
今回はゆずの入った簡単に作れる「紅白なます」をご紹介します。
【材料】
大根 10センチくらい、にんじん 4センチくらい、塩 小さじ2と小さじ1、穀物酢 100cc、本みりん 70cc
砂糖 大さじ1と1/2、ゆずの皮 適量
【作り方】
1.にんじんは斜めに薄く切ります。大根より短めの細い千切りにします。
2.大根はにんじんより長めの千切りにします。にんじんと同様に斜めに薄く千切りします。
3.大根に塩小さじ2杯、にんじん
に塩小さじ1杯かけて揉み、15~20分ほどおいて、それぞれ水気をギューッと絞ります。
4.小鍋に本みりんを煮きったら、砂糖と酢を入れて溶かし冷まします。大根とにんじんに合わせ酢を加えて、半日おいておきます。
5.途中、上下を返して味を染み込ませます。
6.ゆずの皮を千切りして紅白なますに飾ったら出来上がりです。
紅白なますはとっても簡単に作ることが出来ます。
色も鮮やかで、おせちを明るい色で飾ってくれます。
ぜひ、味のしみた、さっぱり味の紅白なますを作ってみて下さい。
「菊花カブ」おせち料理の作り方
おせち料理には色んな種類の料理が入っています。その中には色んな意味が込められ、お正月に縁起の良いものを食べて新しい年にしようという気持ちが込められています。
そんな中で、冬が旬であるカブを使って華やかなおせちにすることが、出来ます。
今回ご紹介するのは「菊花カブ」です。
旬の食べ物ということもあり、カブは消化に良い栄養素を含んでいるので、おせちなどのごちそうの箸休めにぴったりの食べ物です。
「菊花カブ」はカブをおめでたい菊の形に飾り切りし、紅く染めて、紅白の酢の物に仕立てたものです。
難しいと思いますが、挑戦してみると素敵なおせち料理が出来上がりますよ。
作り方をご紹介します。
【材料】
赤小カブ 2個、白小カブ 3個、砂糖 大さじ2、酢 大さじ5、みりん 大さじ1、塩 少々、昆布 10cm×5cm、赤トウガラシ種抜 2個
【作り方】
1.かぶは洗って厚めに皮切を剥き、上下を平らに切り、全体の角がないよう丸く面取りをします。
2.両サイドに菜箸を添え、切り落とさないように細かく切り込みを入れます。
3.90度角度を変えて、格子にまた細かく切り込みを入れます。
4.たっぷりの塩水にしばらくつけておきます。
5.調味料を合わせて作っておきます。
6.ビニール袋を白と紅用に二袋用量して、それぞれに調味液と昆布、唐辛子を入れます。
7.かぶをギュッと水気を切り、調味液に入れ、袋をしっかり締め、なじませるように袋の上から揉んで冷蔵庫で一晩寝かして出来上がりです。
面倒くさそうと思いがちですが、意外と簡単にできるので、ぜひお試しください。
縁起の良い料理「小肌粟漬」
おせち料理には色んな意味のある縁起の良い食材がたくさん使われています。
その中でも今回ご紹介するのは「小肌粟漬」です。
小肌粟漬は「将来の出世を願って」という意味が込められています。
これは小肌がコノシロという魚の成魚になる前の名前で、この魚が出世魚であることから、縁起の良い食べ物として昔から親しまれています。また、黄色はクチナシで染めた粟で五穀豊穣の願いも込められた料理となっています。
今回はこの「小肌粟漬」の作り方を簡単にご紹介します。
まず、粟を用意し、炊き上げます。
その間でコハダをさばきます。コハダはさばいて酢じめにします。コハダのおろし方は開き、三枚のどちらでも構いませんが、本来の粟漬けは尾をつけた開きとなっています。
20センチサイズのいわゆる「このしろ」の場合では酢じめしても小骨が気になるため、皮の方から斜めに細かく包丁を入れ、「骨切り」した方が食べやすくなります。
即席であれば、炊き上げて冷ました粟と、コハダ、唐辛子を混ぜ合わせて、甘酢に漬けて重しをして数時間おけば出来上がりとなります。しょう油に漬けてお召し上がりください。
本来の粟漬けは2?3日以上漬けこんでから食べます。なので、時間のある方はしっかりと漬けこんで味を染み込ませてから召し上がることをおすすめします。
さばいたり、いつもの料理ではなかなかやらない作業もありますが手作りは絶品です。
ぜひ、素敵なおせちの一品にしてみて下さい。
「えび」のおせちの作り方!長生き!?
おせちでみんなが楽しみにしている一つが「えび」ではないでしょうか?子どもからお年寄りまでみんな好きですよね。
えびは、長いひげを生やし、腰が曲がるまで長生きすることを願って正月おせち料理に使われます。
おせち料理には、小えびを串でとめた鬼がら焼きがよく用いられます。
今回は、簡単に出来るえびの鬼がら焼きの作り方をご紹介したいと思います。
【材料】
有頭えび 人数分、めんつゆ 小さじ2杯/1尾
【作り方】
1.えびは頭の先端と尾のとがった部分を包丁で切り落とします。
2.えびを背開きにして、背わたを取り除きます。
3.バットに入れ、めんつゆを回しかけ、冷蔵庫で15分寝かせます。
4.尾の方から竹串を2本のうち背を開き、形を整えます。
5.炭をおこし、強火の遠火でじっくりと焼きます。特に、頭の部分は焦がさないように気をつけながら、しっかりと焼きます。
6.全体が焼きあがったら、竹串を回して身から放しておきます。そして冷めたら串を抜いて出来上がりです。
えびはおせちの花形です。豪華になり、おせちがにぎやかに…。
えびはとにかくじっくり丁寧に焼くことがポイントで、しっかり焼くことで日持ちするので、作る際はこのことに気を付けておけばいいと思います。
ちょっと面倒くさいな?と思われがちですが、作ってしまうと意外と簡単で、手作りすることで美味しさが増します。
丁寧に仕上げたからこそ美味しく食べられるのでぜひ、一度作ってみるのはいかがでしょうか。
きっと大人気メニューになると思います。
ぶりの照り焼き!美味しいおせちにこの一品!
新年の幸せを願うおせち料理はひとつひとつの料理に意味があり、縁起の良い食べ物として、昔から食べられています。
最近では色んなところでおせち料理を販売しているので、作るということが少なくなってきています。
面倒な作業だなと思っても作ってみると意外に簡単だったり、市販の物より自分好みの味付けで美味しかったりと発見もあります。
そんなおせち料理の二の重に入れる焼き物の定番の一つが「ぶりの照り焼き」です。冬が旬のぶりは栄養も豊富で、何といっても、「ぶりの照り焼き」は和食の定番料理です。
今回はこの「ぶりの照り焼き」を簡単に美味しく作れるようにご紹介します。
【材料】
ぶりの切り身 4切れ、片栗粉 適量、しょう油 25cc、みりん 25cc、料理酒 25cc、砂糖 大さじ1、サラダ油 大さじ1
【作り方】
1.ぶりの切り身に両面片栗粉をまぶす。
2.フライパンに油を入れて、中火で皮面から焼いていきます。
3.身が白っぽくなってきたら、裏返さずにふたをして弱火で約3分焼く。
4.待っている間に調味料を合わせておきます。
5.ふたを開けて、裏返し、調味料を流しいれます。ひと煮立ちしてとろみがついてきたら出来上がりです。
裏返し過ぎると身がふっくらと仕上がらないので、火加減を調節しながらじっと待つことがポイントとなります。
簡単に作れる上に、本格的なぶりの照り焼きに仕上がるので、ぜひ、おせち料理の一品に作ってみてはいかがですか?
大好評になること間違いなしです。
おせちの定番「田作り(ごまめ)」の作り方
おせち料理に欠かせない一品が「田作り」です。
小さくても尾頭付きのもので作りましょう。
田作りは、五穀豊穣を願い、小魚を田畑に肥料として撒いたことから名づけられました。
片口鰯の小魚(ごまめ)を使った田づくりは、関東でも関西でも祝い肴3品のうちの1品となっています。
手作りで食べる田作りはきっと香ばしくて美味しいと思います。
この田作りを簡単に美味しく作ってみませんか?
【材料】
ごまめ 30g、砂糖 大さじ1、しょう油 大さじ1、みりん 大さじ1
【作り方】
1.フライパンにごまめを入れて、ごまめがポキっと折れるくらいまで弱火で気長にいる。
2.一度取り出して、フライパンに残ったクズをきれいにします。
3.フライパンに砂糖、しょう油、みりんを入れて火にかけ、トロッとするくらい煮詰めていきます。焦げそうなときは水少々を加えます。
4.火を止めて、2のごまめを入れて、手早く混ぜます。油をひいたお皿に広げて冷ましたら出来上がりです。
5.お好みでゴマをふりかけます。
お皿に4の油を塗るのはくっつき防止です。油を使いたくない方は、クッキングシートに広げれば大丈夫です。
ごまめが焦げないように気長に炒ることをおすすめします。気長に作ることで、食べた時の食感がよくなり、くせになるほどの美味しさです。
カルシウムもたっぷり入っているので、子どもにも嬉しい料理となっています。また、おせちだけでなく、お菓子としても活躍する料理です。ぜひ、作ってみて下さい。
おせちに欠かせない豆料理
最近ではあまり作ることのない、おせち料理ですが、意外と作った方が美味しいんです。
面倒くさい作業が苦手?と思われている方も多いと思いますが、少し頑張れば難しいこともなく作ることが出来るんです。
そんなおせち料理に欠かせないのが豆料理ですよね。豆の中でも今回挑戦するのは「お多福豆」。
おせち料理など、祝いの膳によく登場する「お多福豆」。
「阿多福」という字があてられ、文字通り、福を招く食べ物として選ばれてきました。空豆の一種で、その形が、ふくよかなおたふくの顔に似ているところから、お多福豆と呼ばれるようになりました。
この、縁起の良いお多福豆の煮豆の作り方をご紹介します。
【材料】
空豆 100g、重曹 小さじ2、砂糖 140g、水 600cc
【作り方】
1.豆は8時間、水につけます。鍋に水と重曹を入れ、弱火で1時間煮たら鍋を火からおろし、ごく少量の流水で2時間冷まします。
2.別の鍋に多めの水を張り、豆を丁寧に移し、弱火で30分くらい煮たら、鍋を火からおろしごく少量の水で2時間冷まします。
3.別の鍋に水を入れ、豆を丁寧に移します。砂糖を入れて、弱火で1時間程度煮たら完成となります。
簡単で、しっかり味のつく美味しい煮豆ができあがります。
豆を冷ます時間が長いのでボウルなどに移して流水で冷ますと、冷ましている間にほかの料理などを作ることが出来るかと思います。
ぜひ、お豆料理に挑戦してみてください。きっと美味しいお多福豆が出来上がりますよ。
「伊達巻」の作り方
おせち料理でよく見かける一品なのではないでしょうか?
これは長崎から伝わったおしゃれなお料理とされています。それは「伊達巻」です。
江戸時代に長崎から江戸に伝わった「カステラ蒲鉾」が、伊達者(シャレ者)達の着物に似ていたので「伊達巻」と呼ばれるようになったようです。
昔は大事な文書や絵は巻物にしており、おせち料理は巻いた料理が多くあります。
今回は簡単に出来る伊達巻の作り方をご紹介します。
【材料】
たまご 4個、はんぺん 50g、砂糖 40g、塩 少々、酒 小さじ2、みりん 小さじ2
【作り方】
1.はんぺんは3センチ角切りにします。
2.巻きすの用意をして、巻きすの上にオーブンシートを敷いておき、輪ゴムも6本用意します。
3.オーブンを200度に予熱し、18センチの角型にオーブンシートを敷いておきます。
4.材料をすべてフードプロセッサーに入れてスイッチをオンにして、3分回します。周りについたら、取りながら回してください。
5.それを角型にながして、180度に下げたオーブンで20分焼きます。
6.焼けたら、オーブンシートを敷いた巻きすに、焼き目を下にしてのせます。
7.手前からしっかりと巻いていきます。巻いたらもう一度手前にのせて、しっかり巻いたら輪ゴムで上下とめます。
8.ザルに立てて冷まします。冷めたら、切り分けて盛り付けて出来上がりです。
意外と簡単じゃないですか?
フードプロセッサーがあることでとっても簡単に作ることが出来るのでおすすめですよ。
お重箱に入る大きさなのでぜひ、挑戦してみて下さい。
「錦玉子」の作り方!おせち料理の定番!
おせち料理の定番で、これぞ祝い!!と感じさせる一品が「錦玉子」です。
錦玉子は「金・銀・錦」にたとえてあり、祝いの膳を華やかにしてくれます。
黄身と白身の2色が美しい錦玉子は、金と銀に例えられ、正月料理として喜ばれます。2色を錦と語呂合わせしているとも言われ、錦織りなすあでやかさがおせちには欠かせない料理となっています。
少し手間はかかりますが、手作りの良さ、味も最高です。
【材料】
玉子 6個、
A 砂糖 大さじ4、塩 小さじ1/6、片栗粉 小さじ1/2
B 砂糖 大さじ1と1/2、塩 少々、片栗粉 小さじ1/2
塩
【作り方】
1.鍋に卵とかぶるくらいの水、塩大さじ1を入れて強火にかけ、煮立ったら火を弱めて約13分間茹で、堅ゆで卵をつくる。
2.すぐに卵を冷水にとり、熱いうちに殻をむき、半分に割って黄身と白身に分けます。
3.黄身には温かいうちにAの調味料を混ぜます。
4.白身は裏ごしをし、乾いたふきんで包んで水分をよく取り、Bの調味料を混ぜます。
5.黄身も裏ごしします。
6.流し函を濡れぶきんで拭き、4の白身を入れて平らに押さえ、その上に?の黄身の3/4量を入れてゴムベラで軽く押さえます。さらに残りの黄身をふりかけるように入れて、力を加えずに平らにならします。
7.蒸気の上がった蒸し器に6を入れて、中火で4~5分間蒸します。取り出して冷まし、流し函から抜いて食べやすい大きさに切ります。
そうすると、口当たりのいい錦玉子が出来上がります。
誰にでも喜ばれる錦玉子をぜひ、作ってみて下さい。
「紅白蒲鉾」の作り方!おせち料理にかかせない一品!
おせちの中でも鮮やかにおせちの彩りを明るくしてくれているのが「紅白蒲鉾」です。
紅白はおせちだけでなく、祝いの色として用いられます。
蒲鉾は「日の出」を象徴するものとして、元旦にはなくてはならない料理です。紅は「めでたさと慶び」を、白は「神聖」を表しています。
今回は、手料理ならではの、簡単に出来る紅白蒲鉾の飾り切りをご紹介します。
せっかくのおせち料理に挑戦するなら可愛らしく作ったら楽しいですよね。
お洒落で可愛い蒲鉾に挑戦してみましょう。
【材料】
紅白蒲鉾 適量
【作り方】
1.赤の蒲鉾は台からはずし、1センチ幅に切ります。
2.赤と白の境目の部分を、白いところが見えるように剥き、最後は2センチほど残します。
3.剥いたところの真ん中に1.5センチほどの切り込みを入れます。
4.切れている外側部分を切り込みに遠し、手網にしたら出来上がりです。
ずれないように爪楊枝でとめても大丈夫です。
表面を向くときに厚くしすぎると手網にするときにちぎれてしまうので注意してください。
白いところが1ミリくらいの厚さですると上手くいきやすいと思います。
せっかく作るならおしゃれにしたいものですよね。
簡単に出来るやり方なので、ぜひ、挑戦してみて下さい。
きっとおせち料理が可愛らしく彩られること間違いなしですよ!!
また、お子さんがいらっしゃる方は一緒にできる料理でもあるのでお手伝いがてら手伝ってもらうのもいい経験になるのかもしれません。
大変と思いがちなので、楽しんで作りましょう。
「数の子」の作り方!おせちにはコレ!
お正月にはやっぱりこれ!「数の子」。おせちにも必ず入っていますよね。
数の子はニシンの卵です。二親(ニシン)から多くの子が出るのでめでたい食材として、古くからおせちに使われてきた定番中の定番!!正月には数の子を食べなきゃと言われるほどです。
数の子は「子宝と子孫繁栄を祈る」縁起の良い食べ物として知られています。
今回はこの数の子の簡単な作り方をご紹介します。
うまみがギュッと詰まった数の子の作り方なので、作ってみたいなぁと思っている方にぜひ、おススメです。
【材料】
数の子 6本、昆布つゆ白だし 大さじ5、みりん 大さじ4
【作り方】
1.数の子の塩抜き
水1ℓに対し、小さじ2の塩を溶かして塩水を作り、数の子をつける。(途中で2~3回塩水を変えて、塩抜きをします。)
2.ほんのり塩味が残る程度まで塩抜きができたら、数の子についている薄い白い幕を取り除きます。
3.隙間の白い幕も爪楊枝で丁寧に取り除きます。
4.塩水に付けると、取り切れていない白い膜が見えるので、最後に塩水につけて、きれいにとれたかチェックします。
5.ザルにあげ、キッチンペーパーで数の子の水分を軽くふき取る。
6.小鍋に白だしとみりんを入れ、煮立てて、調味料を作ります。
7.ジップロックに数の子を並べ、粗熱のとれた調味液を入れたら、空気を抜き、口を閉じます。
8.冷蔵庫に一日置いたら食べごろです。
しっかりと味がつくレシピなので一度作ってみてはいかがですか?
材料もシンプルでとっても簡単に作れます。
うまみたっぷりなのでご家族に喜ばれること間違いなしです。
おせちに縁起の良い「手編こんにゃく」の作り方
おせちでは縁起の良いものを入れるのが伝統となっています。
その中でも、こんにゃくは欠かすことが出来ない食材です。
そもそもこんにゃくは、こんにゃく自体に福を呼ぶというものはありません。しかし、こんにゃくを細工することで福を呼ぶとされているんです。
おせち料理に入れるこんにゃくは「手網こんにゃく」という細工をします。馬を操るために握る手網に見立てられています。そのため、手網を握るということはそれ相当の覚悟と技術を求められていたんだと言われています。手綱を締め、心を引き締め、「己に厳しく戦いに備える心を養えよ」という意味もあり、縁起の良い料理として用いられるようになりました。
また、「五穀豊穣」「縁結び」などの意味も込められています。
今回はこの「手綱こんにゃく」の簡単に出来る甘辛煮をご紹介します。
【材料】
こんにゃく 1枚、唐辛子 1本、ごま油 少々、スナップエンドウ 少々
★しょう油 小さじ2、みりん 小さじ2、砂糖 小さじ2、ほんだし 小さじ1/2、水 100?
【作り方】
1.網こんにゃくを作ります。こんにゃくを薄切りにして真ん中に切れ目を入れて、折り返します。
2.唐辛子を輪切りにします。
3.ごま油少々で1と2を軽く炒めて★のたれを加えて中火で10分煮ます。
4.強火で煮詰めます。
5.お皿に盛り付け、スナップエンドウをのせて完成です。
辛いのが苦手な方や、お子さんが食べる際は、唐辛子抜きで作るといいです。
簡単に出来るので、ぜひ、おせちの一品に作ってみて下さい。
「里芋」の作り方!おせちに美味しい料理
おせち料理は難しくて、面倒な作業が多いから作らずに購入するという方も増えてきた時代になっています。そんな中、簡単に作れるレシピがたくさん出てきました。
美味しく縁起の良いものを手作りで食べませんか?
今回はその中でも「里芋」を使った料理をご紹介しようと思います。
里芋は、ほかのイモ類と同様に、親株から分離した種芋を地面にうえ、小芋を育てる耕作が行われています。その、植えた種芋がやがて親株となり、地面の中でたくさんの子芋を付けることから、「子宝に恵まれるように」「子どもが大きく育つように、子孫繁栄」を祈る野菜とされています。
簡単に出来る里芋料理をご紹介します。
【材料】
里芋 400g、だし 2カップ、薄口しょうゆ 大さじ1、みりん 大さじ1、砂糖 大さじ1、天然塩 小さじ1/2
【作り方】
1.六角形に皮を剥く。(皮が乾いた状態で剥くと手がかゆくなりません。)
2.酢入りの水で5分茹でて、水で洗ってぬめりをとります。
3.里芋を調味料で、柔らかくなるまで弱めの中火で煮ます。
4.お皿に盛り付けて、あれば里芋にゆずの皮をのせるとおしゃれに仕上がります。
簡単に出来るレシピなのでぜひ、挑戦してみて下さい。
また、里芋は色んな美味しいレシピがありますし、また、アレンジレシピなども沢山あります。
おせちに飽きたな?っと思ったときは、アレンジしてみたりしながら、手作りのおせち料理を美味しく家族で食べてみて下さい。
家族が喜んでくれること間違いなしだと思います。
「鯛」の作り方!正月めでたい!
祝いの席には必ず並ぶ料理が「鯛」ですよね。
鯛は「めでたい」の語呂合わせから用いられていておせちには欠かせない一品です。
今回は失敗しない「鯛の姿焼き」をご紹介します。
お正月を鯛で祝いましょう。
【材料】
鯛 1匹、タコ糸 適量、アルミホイル 適量、塩 適量、大根 適量、新聞紙1枚
【作り方】
1.魚に塩をすりこみ、頭と尻尾をタコ糸で留めギュッと反らします。
2.体の下のひれを手前にして大根で支えます。
3.尻尾やひれに塩をたっぷりつけて広げるようにしてアルミで包みます。
4.新聞紙1枚を水に濡らし、ふんわりと包みます。
5.180度から200度のオーブンで1時間30分蒸し焼きにします。
この方法で、焦げない、ふんわりした姿焼きが完成します。
失敗することがないので、ぜひ、お試しいただけたらと思います。
また、鯛の塩焼きは時間がたつと身が硬くなりますよね。そんな時は、色々とアレンジができるんです。
おせちに飽きてしまっても、鯛の姿焼きならアレンジが簡単です。
「アクアパッツア」や、「鯛めし」など、身もふっくらと元通りになります。
おせちはだんだんと飽きてきてしまいますよね。
そんな時に温かくて美味しい鯛めしや、おしゃれで見た目も華やかなアクアパッツアに変身すると家族も大喜びすると思います。
せっかく作ったものが残らないように、また、最後まで美味しく食べれるように、アレンジできる物はどんどん違う料理に味付けを変えていくと、おせちももっと楽しく食べれると思います。
ぜひ、挑戦してみて下さい。
お重の三段目を飾る「お煮しめ」の作り方
おせち料理に欠かせない料理の一つが、お重箱の三段目を飾るお煮しめ(筑前煮)です。
おせちの始まりは「お煮しめから」と言われるほど、日本古来の質素な伝統を受け継いだお料理です。
煮汁がなくなるまでじっくりと煮る調理法を「煮しめる」ということから、「お煮しめ」と呼ばれるようになりました。
お煮しめは、色とりどりの山の幸や鶏肉などを一つの鍋で煮ることから、「家族が仲良く一つに結ばれる」
という意味が込められたお料理です。
【材料】
鶏もも肉 1枚、里芋 8個、レンコン 1個、ごぼう 1/2、にんじん 1本、しいたけ 6枚、こんにゃく
1枚、絹さや 適量、サラダ油 適量
☆酒 小さじ1、しょう油 小さじ1、みりん 小さじ1
★だし汁 3カップ、酒 大さじ2、砂糖 大さじ2、しょう油 大さじ2、みりん 大さじ2、塩 一つまみ
【作り方】
1.鶏肉は、一口よりやや大きめに切ってから☆の調味料をからめておきます。
2.里芋を六方むきにして、サッと茹でます。洗ってぬめりをとったらザルにあげておきます。
3.れんこん7~8ミリ幅に切り、花れんこんにします。薄い酢水につけておきます。
4.ごぼうは皮を包丁の背でこそぎ落とします。斜め薄切りにして、水にさらします。水が茶色くなったら取り替えます。
5.にんじんは7~8ミリ幅に切って型抜きします。包丁を入れてねじり梅にします。
6.しいたけはさっと汚れを落としてから軸をとって、大きければ半分に切ります。
7.こんにゃくは7~8ミリ幅に切って真ん中に切り込みを入れ、くるっと中に通して手網こんにゃくにします。軽く湯がいておくとほどけにくくなります。
8.鍋に油をひき、鶏肉をサッと炒めて、色が変わったら取り出します。
9.そのお鍋に少しの油を足して、下ごしらえ済の2?7を入れ、軽く炒めた後、★を加えて落し蓋をし、中火で柔らかくなるまで煮ます。
10.煮ている間に飾りの絹さやを準備します。少量の塩を加えてさっと茹でます。
11.煮えたら、調味料とお肉を戻しいれて、汁気がなくなるまで炒り煮します。
12.器に盛って、絹さやを飾って出来上がりです。
味がしっかりしていて美味しいのでぜひ、作ってみて下さい。
おせちに入れたい「酢れんこん」の作り方
れんこんは蓮の地下茎が膨らんだもので、日本では煮物や揚げ物、炒め物、酢の物と色々な料理に使われてきました。
れんこんが縁起物を集めたのはユニークな形にあります。
輪切りにすると沢山の穴があいていて除くと向こう側を見ることができます。このことから、れんこんには、「未来を見通せる。見通しが明るい一年を迎えられるように」との願いが込められた縁起物の野菜となりました。
おせち料理で「酢れんこん」が使われるのは、空気に触れると黒くなってしまいます。そのため、変色しないように、薄く輪切りにして軽く茹でて甘酢に漬けた「酢れんこん」が用いられます。
今回は「酢れんこん」の作り方ををご紹介します。
【材料】
れんこん 小一節(150g)、砂糖 大さじ3、みりん 大さじ2、酢 大さじ4、塩 一つまみ、水 120cc、昆布 4センチ、鷹の爪 1/2
【作り方】
1.鍋にれんこんと鷹の爪以外の材料をすべて入れ、30分程おいておきます。
2.れんこんは皮をむき、3~4ミリの厚さにスライスします。切った端から、直ぐに薄い酢水につけます。
3.穴と穴の間をVの字にカットしてから角を丸く整え、花れんこんにします。
4.1の鍋を火にかけ、沸騰直前に昆布を取り出します。
5.煮立ったられんこんを入れ、ひと煮立ちしたら、すぐに火をとめます。
6.鷹の爪を加え、そのままの状態で粗熱をとります。
7.汁ごとタッパーなどの保存容器に移して冷蔵庫に入れます。一晩たったら食べごろです。
簡単に出来るのでぜひ、作ってみて下さい。
おせち料理の意味と由来
おせち料理のそれぞれの具材のいわれって知ってますか!?
おせち料理の意味と由来について調べましたので、下記のページから参考にしてみてください。
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