偏食というのは、ある食品に対して好き嫌いがひどいこと、
そんな偏食の我が子に悩んでいるお母さんは、結構、多くいますね。
何故、なかなか食べてくれないの?
ちょっとだけでもいいから、食べてよ。
本当に、お母さんの悩みは尽きないものですね。
お母さんは、あなたのことを一生懸命心配しているのよ。
「野菜も嫌い、お肉もかたいから嫌では、大人になって本当に困ってしまうのよ!」
真剣に向き合っているつもりが、かえって逆効果になってしまっていることがあります。
今回は、そんな偏食の我が子に悩んでいるお母さんのために、皆さんと一緒に、色々と考えてみることにしましょう。
子供の偏食の原因って何!?2~3歳から始まり小学校になっても嫌いがひどい!?
我が子の偏食はなかなかつきないないもの、
ただ、悩んでいても解決策は見つかりません。
そこで、何か原因があったものか、
考えてみることにしましょう。
やはり、偏食は環境がもたらしているものがたくさんあるんです。
よく考えてみると、
さまざまな食材使用を試さなかったこと、
結構、面倒くさいからと考えていた頃もありました。
それに、おやつばかり与え過ぎたり、
いわゆる甘やかしによって、
ただ、子供が喜んでくれればいいなんて、
安易な気持ちになってしまって、
結局、子供から嫌われたくない、
好かれたお母さんでいたいなんて、
そんな考え方が、
我が子を偏食にしてしまっているかもしれません。
つまり、周囲の大人が、お母さんが、
我が子が好きだからといって
偏食を許して、
好きなものばかり食べさせてることで、
わがままを容認させた結果が、
最大の原因になってしまったわけです。
こんなことでは、将来的に栄養が偏り、生活習慣病になるかも…。
ところで、子供の好き嫌いは、
離乳食を食べ始める頃から始まると言われています。
特に、2歳くらいになると、イヤイヤ期で何をするにしても、
イヤイヤと言ってお母さんに拒絶反応をとろうとするんですね。
そして、3歳くらいになると、すべてのことに反抗的な態度をとろうとします。
この時期の子供は、自我が出てきて精神的にも発達してきて、
一度嫌いと感じた食材に対しては、拒絶反応を示してしまいます。
それに、離乳食の時に試すことがなかった食材には、
子供が最初から苦手意識を持ってしまいます。
食べず嫌いなのかもしれませんね。
更に、子供は記憶力が良いもので、
一度食べて嫌いだったものと、
見た目が似ている食材を、
一切受け付けてくれなくなるものなんです。
学童期になると、
味覚も少しずつ大人のように成長する時期です。
また、わがままも手伝ってか、
偏食が固着して言い訳も上手になってきます。
偏食がひどい子供の対策や改善方法はあるか?
偏食のひどい子供には、
あまり無理に食べさせないことです。
食材の調理の仕方が好き嫌いを招いている場合があるようです。
小さい頃は、形や見た目を気にするので変化をつけてみる。
嫌いな野菜があれば、細かく刻んで、
好きなものに分からぬように混ぜ込んでしまうなど工夫してみる。
一口だけでもいいから、頑張って食べてみよう。
少しでも食べられたならば、
「良く食べたね。偉いね!」
と少し大げさに褒めてあげることも大切になります。
4~5歳になると、幼稚園生活で自分が嫌いなものを
他の子が食べているのを見ると、
「僕も、私も、食べてみよう!」
というチャレンジ精神が芽生えて、
偏食を解決する有効な時期でもあるんです。
幼稚園の友人の影響は、
学童期の小学生も同じ傾向がみられます。
どうしても、自宅では甘えが出てきてしまうので、
時には、環境を変えてみてもいい結果になるようです。
レストランへ連れて行って、
嫌いな食材を注文してみるのも良い方法のひとつです。
雰囲気も違うところで、
しかも味付けも異なっていることから、
好きになったケースも多いと聞きます。
まとめ
子供の偏食は、離乳食から始まると言われています。
好き嫌いは、どこの子供にもあることです。
焦らず、食事の楽しさから学ばせてみてはいかがでしょうか?
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