言葉が遅い2歳の男の子って大丈夫なの!?療育って何!?

妊娠・出産・育児

子どもがいると、毎日の小さな成長も楽しみですよね。

本当にささいなことが出来るようになったら、ママはすごくうれしくなります。

2歳くらいになると、だんだん言葉も覚えてよくお話するようになります。

男の子も元気におしゃべりする姿が可愛いですよね。

その反面、他の子と自分の子を比べてしまうこともあるのではないでしょうか?

「うちの子2歳だけど、言葉が遅いかも…」そんな風に悩んでいるママも少なくないでしょう。

ママの頭にうかぶのは発達障害?自閉症?そんな疑いをもつかもしれません。

また、“療育”というものがあるのを知っていますか?

詳しく紹介するので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

 

2歳になる男の子ですが、言葉が遅いような気がするのですが大丈夫でしょうか?

 

結論としては、ほとんどの場合が大丈夫です。

子どもには個性があります。

自分がやりたいことを、ジェスチャーで伝えてこようとしているなら問題なしだそうです。

その子によって発育のスピードは様々なので、少しくらい遅くても子どもの個性と前向きにとらえてみませんか?

とはいえ、ママたちにしてみれば心配になってしまいますよね。

何を言っているかは分からないけど、何かを話している。

「2歳になってもこの状態だと言葉が遅いように思うのだけど…。」

一般的には、「まんま、たべる」など2語をつなげて話すようになるのが早くて2歳半くらいからです。

まだまだ発育途中ですから、ママやパパの言っていることが分かっていてもなかなか言葉にするのは難しいものです。

2年しか生きていませんからね!

早い子なら、たくさんおしゃべりをしている子も見かけるかもしれません。

しかし、少しくらい遅いからといって神経質にならなくても大丈夫ですよ!

 

2歳児の療育って何!?内容や効果はどうなの!?

療育とは?どんな内容なのか?

発達障害や自閉症などのいろんな障害をもつ子どもたちは、その障害によって生きにくくなってしまう部分も出てきます。

療育とは、その子どもたちの特性を医療や専門機関などと協力し合って改善していくことをいいます。

ちゃんとガイドラインもあるんですよ!知っていましたか?!

“児童発達支援は、障害のある子どもに対し、身体的・精神的機能の適正な発達を促し、日常生活及び社会生活を円滑に営めるようにするために行 う、それぞれの障害の特性に応じた福祉的、心理的、教育的及び医療的な援助である。

(引用元:厚生労働省・児童発達支援ガイドライン)”

 

といっても、よくわからないと言うママのためにも具体的にどんなことをするのか見ておきましょう!

 

  1. 自由な遊びをしながら信頼関係作り
  2. 生活習慣の訓練、指導
  3. 家族への支援

おおまかにはこのような内容です。

1は、子どもと自由な遊びをする中で大人との信頼関係を作り、遊びを通してその子の心の動きや気持ちを感じ取っていきます。

その気持ちを尊重しつつ集団の中でやっていけるように、治療教育していきます。

2は、服を着ることからトイレの指導など生活に必要な細かいことまで指導していきます。

3は、とても大事で発達の遅れがある子どもには家族の理解が必要です。

同じ子どもを持つ親どうしが集まったり、講演会を聞いたりします。

まずは一番近くにいるママやパパが子どものことを知る必要がありますね。

他にも、言語や集団生活などへの療育もあります。

 

療育って効果はあるのか?

 

子どものためにもママやパパのためにも、療育を受けるなら早い方がいいんですよ。

早い段階で子どもの発育の遅れ、それによっての生活への影響が分かっていれば対処する方法もそれだけ早く探すことが出来るという訳です。

しかし、効果は?と言われるとはっきりあるとは言えないのが現実です。

療育をしたからといって、発達障害や自閉症などの障害がなおるというわけではありません。

それに、療育で見た目は正常になったと思っても実は子ども自身にとってはとてもストレスに感じているかもしれません。

何をもって効果があったと言えるのかは難しいところなのです。

でも、個人的に思うのは子どもに経験させることは必要じゃないか?ということです。

だって、自閉症だから、発達障害があるから…といって遊ぶ事を制限したり他の子どもとも会わないで親とばかり遊んだり。

そういうのって寂しいと思いませんか?

もちろん、きっとママやパパにしてみれば大変な事はたくさんあると思います。

それでも発達障害があるからといって、経験を制限してしまうのはもったいないなと思うのです。

また、効果といえるかわかりませんが発達障害や自閉症の子どもにたいする支援は10年以上前からされていました。

10年以上前に療育を受けた子どもが今ではちゃんと高校に通ったり大学に進学している子もいるんですよ!

効果とは様々な感じ方があるかもしれません。

子どもにとってまず、何が必要か?

何をしてあげられるかを考えてあげたいですね。

 

まとめ

 

いかがでしたでしょうか?

2歳の男の子をもつママにとって、言葉の遅れが気になると心配になってしまいますよね。

多くのお子さんはそんなに心配しなくても大丈夫ですが、もし検診などで自閉症や発達障害などが疑われたら専門機関に早めに相談をおすすめします。

療育というものがどんなものかさっぱりわからなかったママの、少しでも役にたてればいいなと思います。

 

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